伝統技術を未来に残すため大漁旗の新製品の開発に挑む
~クラウドファンディングの挑戦~
大漁旗の文化は気仙沼、南三陸、大船渡、陸前高田をはじめとする=三陸エリアでも江戸時代より続いてきた漁師町の伝統文化。
大漁旗とは進水式の際に航海の安全と大漁祈願を願い、船に掲げる籏です。
大漁旗の文化は海とともにいきる三陸エリアでは今でも大切に残されています。
しかし、ご承知のとおりに三陸も年々漁業の水揚げ高は減少。
それに伴い大漁旗の仕事も減っていきました。近年は大漁旗のコストをさげるために印刷で済ます漁師にいるようです。現在は気仙沼でも大漁旗を創る職人はただ一人。宮城県内でもほとんどその職にとどまっている人がいないようです。
気仙沼最後の一人となった菊田染工房の菊田氏の仕事の状況も時代の波には逆らえず、昔は家族や親戚など一族で生業を立てたのも過去の話。親族、兄弟も、次々に稼業から降りて、現状はお一人で大漁旗を作り続けています。
三陸の伝統産業の一つ大漁旗の文化がなくなろうとしている現状があります。
三陸伝統産業を担う職人の想いと技術、その土地に残る文化を大切に守りながら、伝統産業に新しい価値を創出したいという想いで集った三陸デザイナーの有志メンバー和づくり(WAZUKURI)が私たちです。私たちは、三陸伝統産業の文化を守り、技術を継承し、現代社会に新しい価値を創出できるような商品開発を目指して活動を続けています。
大漁旗職人菊田氏と目指す新しい大漁旗の商品は日本国内だけではなく、世界へも発信をしていくことで、三陸伝統産業、大漁旗の魅力も文化もそして意義も。その魅力をより多くの人々に知ってもらい愛用をしてもらうことを目指してクラウドファンディングに挑戦しています。
■クラウドファンディングサイト
https://camp-fire.jp/projects/view/727185?list=prefecture_miyagi_projects_popular
気仙沼、南三陸、大船渡、陸前高田をはじめとする=三陸エリアの伝統産業の担い手を探すため
ご支援どうぞよろしくお願いします。
■代表の個人ブログ
https://note.com/rich_godwit435/n/nf9a72b2a0f65